| 備考 |
「ノキニタヒ」におけるヒロイン兼キーパーソン。
視線の先は机か虚空か文庫本か、影は薄く病弱気味無口の典型的根暗文学少女。
リストカッター。死を望んではいるけれど、まだ、本気で死ぬ気ではないらしい。けど死のこととなると嬉々として語る。吃驚するほど饒舌になります。そりゃあクラスで浮きまくるのも当然というか……。
三分間だけ「死ぬ」ことができて、その間に匡亮に接近しているらしい。
以下ネタバレにつき、最後まで読んだ方というかなんか勘付いた方のみ推奨。↓
最後の場面で匡亮の隣に眠っていたのは紛れもなく叶香です。一方、その前の場面で匡亮を襲い、死に誘ったのも叶香です。
はたして叶香は一体どちらの立場にいる人間だったのでしょうか。
余談ですが、叶香・万喜が揃っていなかったお昼休み――叶香は万喜と共にいました。正確には、万喜に呼び出しをされました。以後、叶香の体調はすこぶる悪くなるのですが――。
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